脱毛処理後の保湿

保湿をしないといけないといってもそのやり方が分からない人も多いのではないでしょうか?
ここで、脱毛後の正しい保湿の仕方を紹介します。
と、その前に洗顔の仕方を紹介します。
なぜなら、洗顔一つで保湿の効果が変わってくるからです。
正しいやり方をしてもその効果が薄れてしまうと嫌ですよね?
そうならないためにも洗顔の仕方が大切になってきます。

正しい洗顔の方法

まず、顔を洗う前に手を洗います。
手に汚れが残っている状態で顔を洗うとキレイに洗えません。
そして洗顔フォームなどを使って洗っていくわけですが、ここで注意して欲しいのが、すすぎは入念にすることです。

そもそも、洗顔フォームなどは肌に残らないことを前提に作られています。
それが残った状態だと肌に悪影響を及ぼします。
そのため十分にすすぎをすることが大切です。

そして拭き取る際ですが、力を入れすぎないようにしましょう。
力を入れてゴシゴシ拭くと肌を傷つけてしまいます。

化粧品の使用する正しい順番

このあと保湿に入っていくわけですが、一番いいタイミングは、洗顔後や、お風呂上がり後すぐにです。
肌の中にある保湿成分が蒸発しないようにすぐに保湿をすることが大切です。

保湿を行う際に関してですが、洗顔→化粧水→乳液(クリーム)→美容液という順番で行なってはいませんか?
こういった順番で覚えている方もいますが、この順番は大きな間違いです。

乳液やクリームなど油分が多い化粧品をつけると、油膜が肌を覆ってしまい、美容液に配合されている美容成分が肌に浸透しにくくなってしまいます。
そうなってしまっては、せっかく美容液をつけても効果がないどころが意味がなくなってしまいます。

ですから正しい順番としては、洗顔→化粧水→美容液→乳液(クリーム)というように使用していくことです。

効果的な化粧水の使用法

化粧水は一番最初に使用するので、手早く済ませてしまいがち。
ですがそうしてしまうと肌全体への吸収が悪くなります。

正しい使い方は、肌全体になじませてから手で押さえ込みます。
これだけで肌への吸収が倍近くになるそうです。

ちなみに、お風呂上がりや、洗顔後にすぐ化粧水を使用したほうがいいのは、温めることにより浸透力がよくなるからです。
そして、奥まで浸透することで、保湿成分の蒸発を防ぐことができます。

化粧水を一回に少量しか使わない人がいますが、それだと肌に浸透せず逆効果になってしまいます。
化粧水の目的は肌の保湿と整えること。
少なすぎるとその目的を果たせません。

化粧水を使用してみて、まだ肌が乾燥してそうなら、惜しまずたっぷりとつけることが効果的です。

効果的な乳液(クリーム)の使用法

使用量ですが、おおよそ100円硬貨大ぐらいです。
両方の手のひらを使って乳液を温めます。
温めることで、よりつけやすくなります。

頬や目元や口元など、乾燥の気になる部分から順番にゆっくりとなじませまていきます。
鼻とあごは皮脂分泌が多いので、軽く押さえる程度に乳液を浸透させます。

手にお肌がピッタリと吸い付き、指先がふっくらと感じればOK。
2~3度乳液をなじませることでより潤いを保つことができます。

乾燥がひどいときのケア方法

乾燥がひどすぎる場合、化粧水が中々浸透しなかったり、美容液がなじまなかったりすることがあります。
特に冬場や花粉が多い時期は空気の乾燥がひどいため、いつもどおりのスキンケアだけでは肌が潤いません。

こういったときのケアとして非常に効果的なのが、肌にぴったりと密着してくれる保湿パックです。
水分、保湿、美容成分の浸透力が高いです。

ですが使用には注意が必要です。
なぜなら、手軽にできるシートタイプは、長時間つけているとシートが乾燥してしまい、逆に肌の水分を奪おうとしてしまうからです。
その心配のないシリコン、クリームタイプがおすすめです。

ちなみに、これはケア方法とはいえませんが、脱毛後は体を温めないようにして、安静にしておくことも大切。
どうしてかというと、脱毛した後の肌はかなり熱を帯びているので、赤みや痒みなどの肌トラブルを引き起こしやすいです
そうなると脱毛どころの騒ぎじゃなくなってしまいます。

このような保湿ケアは基本的には朝と晩の2回行います。
しかし、脱毛後はいつもに比べて乾燥しやすい状態です。
肌の状態に合わせて、3回、4回とケアしていきましょう。

エステティシャンが、脱毛後の保湿ケアについてアドバイスしてくれるところは多いです。
ですから、その指示に従ってケアすることが、脱毛後のトラブルを防ぐことができます。