イオン導入

イオン導入とは、肌に微弱な電流を流し、美容成分をイオン化させることで、角質層の奥まで効率良く浸透させることが可能です。
その“浸透力は通常の30~100倍”もあると言われており、 美白や美肌の即効性にも期待できます。

これらの作用により、服用や注射では得られない、ハリのあるみずみずしい肌を作り出すことができます。
また、過剰な皮脂を抑制することで毛穴が清潔に保たれ、ニキビの出来にくい肌にすると言われています。

イオン導入のメリット、デメリット

メリット

あらゆる肌の悩みに対応できる多機能性

導入剤の種類を変えることで、美白、肌荒れや、シミ・ニキビなどにの、様々なトラブルに対応できます。
用途に合わせて導入剤を変えることで、肌の状態に合ったケアができることが、イオン導入の最大のメリットでしょう。

相乗効果が期待できる

角質が除去された後にイオン導入を行うと、より効果的に有効成分が肌に浸透します。
ですから、ピーリング後にイオン導入を行ったり、フォトフェイシャルなどと併用することでより効果的な効果が期待できます。

デメリット

肌に刺激を与えてしまう

イオン導入器で電流を肌に流すので、肌が刺激を受けることが考えられます。
以前は、皮膚刺激や火傷するという欠点がありましたが、最近のイオン導入器では、肌への刺激が少ないのが特徴。
そのため、安全性は高いと言われています。

長時間使用時のリスク

イオン導入を長時間おこなうことで、水の電気分解が起こります。
マイナスの電極側では強アルカリ性に変化する危険性があります。
そのため、現在では短い時間でも導入できるような、薬物研究が行なわれているそうです。
長時間の使用は負担が掛かり、肌荒れの原因にもなります。

イオン導入器を使う際の注意点として、週に1、2回の施術をしたあとは、最低でも2、3日間あけるようにすることです。

毎日やれば効果が出るというわけではなく、イオン導入は肌に刺激を与えてしまうので、連続使用は逆効果になります。
それに加えて、おこなったすべての人が同様の効果が得れるとは限りません。

ですので、効果を得るためには、定期的に施術をおこなうことが大切です。