メタボリック 「肥満には、2種類のタイプが存在!」

内臓脂肪が多い「リンゴ型」・ 皮下脂肪が多い「洋ナシ型」 あなたはどっち?

「最近、お腹が出てきた。」そう感じている人は少なくないのではないでしょうか?
日本人男性の場合、30歳頃からウエストが太くなる方が増加してきます。女性の場合は、更年期頃から太くなりやすい傾向がみられております。

体のどの部分に脂肪がつくかによって、肥満は2つのタイプに分けることができます。
下腹部や腰のまわり、太もも、おしりの皮下に脂肪が蓄積するタイプを「皮下脂肪型肥満」、内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプを「内臓脂肪型肥満」といいます。

体形からそれぞれ
「皮下脂肪型肥満」は『洋ナシ型肥満』
「内臓脂肪型肥満」は『リンゴ型肥満』
とも呼ばれています。

この2つのタイプのうち、「皮下脂肪型肥満」は外見から明らかにわかりやすいのですが、「内臓脂肪型肥満」は外見ではわからないことがあります。
内臓脂肪型肥満を簡単に調べる方法として、ウエスト径(へそまわり径)が男性では85cm以上、女性では90cm以上あれば、内臓脂肪型肥満だと疑われます。
あなたのウエストサイズは大丈夫ですか?

内臓脂肪と皮下脂肪では、脂肪燃焼のメカニズムが違う

内臓脂肪と皮下脂肪では、エネルギーの使われ方も違います。
エネルギーの備蓄を預金に例えると、内臓脂肪は日常生活で使うための普通預金、皮下脂肪はいざというときのために備える定期預金といえます。
つまり、内臓脂肪は比較的容易にたまるものの、容易に燃焼することができるので、日々の食事や運動を心がければ減らすことは十分に可能です。